
こんにちは、Yaji(@nisa_from_20s)です。
eMAXISとeMAXIS slim(イーマクシススリム)の違いを解説します。
- 結論としては、eMAXIS slimの方が低コストで優れています
この記事を読めば、eMAXISとeMAXIS slim(イーマクシススリム)の違いとその理由が分かります。
eMAXISとeMAXIS slim(イーマクシススリム)の違い
- 信託手数料の差
もっとも大きな差は、信託報酬になります。
同じ指数(投資先)に投資する場合、リターンの差に影響するのは、ファンドの信託報酬の差です。(もちろん、低コストであればあるほど、良い)
例えば、先進国株式インデックスで比較してみると、
先進国株式インデックス | eMAXIS | eMAXIS slim |
信託報酬 | 0.66% | 0.10989% |
設定日 | 2009.10.28 | 2017.02.27 |
純資産額 | 423.47億円 | 657.15億円 |
指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
eMAXIS slimの方が、後で設定されたファンドですが、純資産はeMAXISの方が上回っていることが分かります。
また、同じ指数への連動を目指している両銘柄ですが、信託報酬には、「0.55%」の差があります。
長期で運用するばあい、この信託報酬の差がリターンへ効いてきますので、絶対に「eMAXIS slim」の方を選ぶべきです。
- なぜ、信託報酬に差があるのか。
両者には、販売体系に違いがあります。
eMAXIS ・・・「店舗型の販売窓口」 手数料高
eMAXIS slim ・・・「ネット証券」 手数料安
という大人の事情があります。
窓口販売だと、人件費がかかるため、手数料が高くなってしまう傾向にあります。
そんな中、信託報酬引き下げが主流の現在、最安水準を目指す、「eMAXIS Slimシリーズ」をリリースしました。
中身は同じ商品ですので、「Slimシリーズ」の方を選びましょう。
長期での運用だと、信託手数料の差が大きく結果に影響しますので、「店舗型で多くお金を払いたい」という稀な人以外は、気をつけましょう。
そもそも、ネット証券の方が取り扱い商品が多く・ポイントサービス等おすすめできる点が多いです。
それでも、eMAXISの純資産が減らない理由
圧倒的に「Slimシリーズ」の方が低コストなのですが、それでも「eMAXIS」の純資産が減らないのは、
日本人が、窓口で勧められる商品を買ってしまうからなのでしょう。
窓口で商品を勧めてくる人が喜ぶのは、「手数料が高い商品が売れたとき」ということを覚えておきましょう。
「あなたが儲かった時」ではありません。
あなたの家族や友人が、高い手数料のものへ投資を行っていたら、教えてあげてください。
それでも、「Slimシリーズ」が安いコストで運用できているのは、裏で「eMAXISシリーズ」が売れているからかもしれませんが。。
おすすめのネット証券
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もちろん、「Slimシリーズ」全ての取り扱いがあるので、安心して低信託報酬で投資を行えます。
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