飯野海運【9199】の銘柄分析【割安株】

こんにちは、Yaji(@nisa_from_20s)です。

今回は、資産バリュー株で気になっていた飯野海運の銘柄を調べたので紹介します。

本記事は、銘柄の推奨をするものではありません。一つの考え方として紹介します。

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飯野海運【9199】の銘柄分析【割安株】

 

目をつけたポイントは下記3点。

  1. 海運業の長期での地合いは悪くない
  1. 不人気セクターとして割安に放置されている
  1. 不動産含み益が好調・都内不動産からの収益大

  • 基本情報

 

株価(円)​

時価総額(億円)​

自己資本比率​

PER​

PBR​

配当(円)​

配当利回り(%)​

367​

392​

32.7​

13.94​

0.54​

10​

2.7​

 

国内海運業で時価総額 第5位

配当は、日本株の平均(2%)以上であり、中長期での投資耐えうる​と考えている。

自己資本比率は、セクター内でも上位​(5位)

*海運業という特性上、最初に大規模な資金を投入し、船を購入。その後、長期間かけて償却するというビジネスモデルなので、自己資本比率は目をつむります。

この数値だけ見て投資する人は、なかなかいないかと思います。

  • 基本事業

 

・外航海運業・・・76.6%

海外と国内を結ぶ航路

・内航海運業・・・10.2%

国内の港を結ぶ航路

大部分は下記の船で占められています。

ケミカルタンカー⇒液体化学製品​

ガスキャリア⇒LPG,LNGと言われる天然ガス​

こちらは、一定の需要の底は固く、また契約も長期での契約が多く一定の安定性があるといえます。(あくまで、海運業の中では)

一方、自動車や荷物を運ぶコンテナ船は、短期での契約や景気に大きく左右されますので、比較した場合、安定性が見込める船舶構成と考えています。

ここまでだと普通の海運会社ですが、下記の事業が今回目を付けた理由です。

不動産業・・・13.2%

オフィスビル賃貸・貸会議室

次から、不動産に関して説明します。

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飯野海運【9199】が割安な理由

 

不動産の含み益を考慮すると、割安さが大幅に上がります。

有価証券報告書を確認すると、不動産に関して下記の記述があります。

簿価(購入時)が当連結会計年度末残高

時価(現在の評価額)一番右の欄です。

 

 

 

 

つまり、現在不動産の含み益が約900億円あるということです。

現在の時価総額が392億ですので、かなりの割安さを内包していることがわかります。

実際に不動産を売却する場合は、税金がかかります。

考慮して計算してみると、

(簿価-時価) × 0.7(税引き)=660億円

これをPBRに換算してみますと、

(PBR=株価/一株純資産​)

 

PBR

不動産含み益を考慮した実質PBR

0.53

0.28

 

実質のPBRは、かなり低い(割安)であることがわかりました。

 

保有不動産の確認

 

前項で計算をしましたが、実際の土地が売れない土地ですと、まったく意味のないものになりますので、一定の確認が必要です。

(不動産に詳しい方ですと、自分で計算することをおすすめしますが、今回は、時価に一定以上の信頼性がありそうかを立地や築年数から確認しました。)

 

  • 保有不動産

 

 

全不動産が、東京にある。築年数が浅い物件でこれからも収益を期待できそうだと考えています。

 

 

飯野ビルディングスを例に確認すると、虎ノ門駅の近く。中央省庁の密集する土地です。

これからも時価は上がることが期待できそうと考えています。

 

着工中の物件

 

上記の物件以外に、現在着工中の物件がありました。

今回、目をつけた最大の点はここです。

「新橋田村町地区市街地再開発事業」

という三井物産都市開発が地権者として再開発事業に参画しています。

簡単にいうと、近くの土地をつなげて、大きなビルを建てましょうという計画に参画してます。

このビルが完成し、収益として表面に出てきたときに株価の見直しが進むと考えています。(すでに織り込まれている株価水準とは思えないため)

ちなみに完成する不動産(イメージ)は、こんな感じ。

これもまた、虎ノ門近くです。

 

 

先ほど紹介した、実質PBRにはこの不動産時価が含まれていないため、実際にはもっと割安になると思っています。

 

完成予定は、2021年6月です。

まとめ

 

今回は、不動産含み益に関して、まとめました。

本銘柄を推奨しているわけではないですので、投資は自己責任でお願いします。

最後にまとめると、

  • 海運業は景気や地理的リスクはあるものの、長期の地合いは悪くない。需要は底堅い。
  • 不動産業は、今後も含み益増+安定収益

海運業+不動産業の両輪で安定した収益を期待

主力で持つ銘柄ではないが、準主力で持つのに十分なポテンシャル​と考えています。

配当も良い水準にあるので、中長期で持つ銘柄と考えています。

以上です。読んでいただきありがとうございました。

 

 

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