
投資を行う上で、家族の理解はとても大切です。
共有財産をリスクのある運用をするということは、一般の家庭ではとても大きなことです。
株や投資信託で運用するのであれば、家族公認で行う方が健全と言えるでしょう。
では、どうやって家族の理解を得るか?
妻へ実践した、私の実体験を含めて解説していきます。
目次
投資への理解を家族に得るには【妻で実践済み】
- 理解を得るには、まずはあなたが商品を理解する必要がある
理解を得る為に、あなたが投資する商品の考えられる、リスクやリターンを把握することが大切です。
- リーマンショック時は、~%下落した。
- -%で運用した場合、20年後にはどのくらいの運用益になるのか
- リスクを抑えるために、やっていることを説明
・分散、長期、債権など
やはり、家族が気になるのは、リスクです。
借金はやだし、大きくマイナスの間可能性があるのであれば、やらないで欲しいというのが本音だと思います。
「現物や投資信託であれば、借金にはならないことや、数十年に一度の大暴落で~%減の可能性があるよ」という事実は伝えておきましょう。
そして、ギャンブルとは違う。経済活動に参画することでその恩恵を貰っていると株式の本質を説明してあげてください。
投資を知らない人からすれば、「競馬も株もパチンコも全て同じ」に見えることを忘れないで下さいね。
(投資を始める前のあなたもそうだと思います)
- 目標(家族の未来)を説明する
あなたが資産運用を行う理由は何でしょうか?
「子供の教育資金」「夫婦の老後の為」「マイホームの購入の為」など色々考えられます。
家族の為に、資産運用したいことは必ず伝えましょう。
家族の為にということを伝えたうえで、資産運用に関する勉強をしている姿勢を見せるだけで、印象はだいぶ違います。
これは、投資というものに限ったことではなく以下のことを実践してみましょう。
- 家計の把握(収入と収支)
- ↑の収入と収支を続けた場合、目標額が貯まるのか
- 収入のうちどのくらいを投資に回すのか。
一度、上記を行うだけで、人生設計が可能になります。
我が家は、上記を見直して、支出を減らすことが出来た分を投資に回しています。
目標額への補助として、お金に働いてもらう(投資)であることを確認しましょう。
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家族へのメリットを伝えるべし
- 配当・優待で魅力を伝える
長期での目標を伝えたうえで、高配当銘柄や優待銘柄への投資する場合は、その魅力を伝えましょう。
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もちろん、長期のインデックス投資信託のみでも大丈夫です。
数年後の運用益が出た場合の、使い道を話し合うだけでも、節約や投資のモチベーションに繋がります。
投資先の説明はしっかりと行うべし
投資をやらない人に、毎月3万円を「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」でつみたてようと思うと伝えても、怪しい商品としか思われません。
商品選定はあくまで、貴方が責任をもって選びましょう。
その上で「米国はこれからも人口増で経済発展が見込まれるから、米国中心に投資する」などの分かりやすい、一般定説を説明しましょう。
共感を得ることが大切です。
- 余談:上の会話のあと
「安全な債権とか不要なの?」と言わせたらもう勝ちです。
納得いくのなら、「3万円のうち、1万円は債権込みの安全な銘柄にシフトするね」と意見を汲んであげるのも大切です。
しっかり育てていくとあなたが過剰なリスクを取らないようにしてくれるストッパー役になってくれるかもしれません。(実体験)
まずは、低額から始める(実体験)
先ほどあった、支出で減らすことが出来た額を投資に回すというのがオススメです。
我が家では本当に小さいところから始めていて、
- 格安SIMに乗り換える
- 自動車保険をネットの割安な商品へ変更
- 毎日水筒を持参する
- キャッシュレス決算や楽天ポイントを普段の買い物で使う
上記だけでも、ちりつもで大きな額になります。
これを実践した上で、余裕資金を投資に回すことが重要です。
実践するには、やはり家族の協力が必要なので、理解を得ていくことが大切だと言えます。
実体験:我が家の場合
- 家計簿を付けて人生設計を伝える
- その為に投資は、有効な手段であることを伝える
- いくら投資に回したいかを伝える
結婚したお二人なら、根っこのところの感性はきっと同じはず(?)
あなたの行動を資産運用へと動かしたものを、パートナーにも実践してもらいましょう。
- 本でも
- YouTubeでも
- Twitterやnoteでも
なんでも良いので、それを見せてみましょう。
我が家の場合は、この本でした。
これを読んだ後の奥さんの一言が「私も証券口座開こうかな~?」だったので、効果的面でした。
実践をオススメします。
おまけ、本を読んでもらうには
こっからは完全にオマケです。
自分が全く興味がない分野の本を読むのって「かなりの苦痛」ですよね。
読んでもらうためには、それ相応の対価が必要です笑
僕が実践したのは、
- 奥さんが旅行の計画があった
- 新幹線のチケット等を手配しておく(ポイントが欲しかった、なんて言えない。。)
- チケットを渡すだけなのに、結構感謝される
- 「新幹線でなにするの??」⇒「特にないな~」⇒「この本面白かったよ」
これで勝ちでした。
最初は、家事やっとくから喫茶店で紅茶でも飲んでくれば?? ⇒ 「本渡す」の作戦でしたが、たまたま旅行があったので上手く行きました。
これは、一例で、なにかしらの手を考えて見てください。笑
普段、本を読まない人に本を読ませるのは、ハードルが高いことが分かりました。
以上ですが、家族への話しておくことはとても大切です。
あなたの身に何かあったときに、家族が資産運用を知らなければ、一生口座の中に眠ってしまう可能性もあります。
家族へ理解して貰い、投資は自己判断で余裕資金で行いましょう。
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